子どもの成長発育のちょっとした癖・習慣などは、大人になってからの歯並びにまで影響してしまうことがありますので、なるべく早く気づき対応された方がよろしいでしょう。
お子さんはどのタイプ??
家でできる歯並びチェック 幼児 3~5歳
□上下の前歯の歯と歯の間に1〜3mm程度の隙間がありますか?
□上の前歯は下の前歯にかぶさるように噛んでいますか?(受け口ではないか)
□全部で20本の乳歯が生えているか?
家でできる歯並びチェック 小学校低学年 6~8歳
□6歳臼歯(第一大臼歯)が正常に生えてきたかどうか
□上下の前歯(永久歯)はきれいに萌えていますか?
□上下の前歯の歯と歯の間に1mm以上程度の隙間はありますか?(これから生えてくる永久歯のスペース)
□上の前歯は下の前歯に2~3mmでかぶさるように噛んでいますか?
□口呼吸?(テレビを見ている時、勉強している時)など唇閉じていますか?
□乳歯の前歯がいつまでも抜けずに残っていないか
□前歯の生える場所がなく、歯列からはみ出すように生えていないか
□奥歯を噛み合わせたとき、左右にズレていないか
家でできる歯並びチェック 9歳以上 小学校〜中学校
□永久歯12本がすべて生えているか? (元々歯がない場合があります。)
□上の前歯は下の前歯に2~3mmでかぶさるように噛んでいますか?
□口呼吸?(テレビを見ている時、勉強している時)など唇閉じていますか?
□乳歯がいつまでも抜けずに残っていないか
□前歯の生える場所がなく、歯列からはみ出すように生えていないか
□奥歯を噛み合わせたとき、左右にズレていないか
乳歯の噛み合わせが悪くても、生え変わるから放っておけば大丈夫?
ただ漠然と経過を見ていくのではなく、矯正歯科専門医に診査をしてもらい、これから生え変わりの時期に当たって永久歯の隙間があるか、生えてくる方向などを見てもらい、現時点で治療が必要がないかどうかを確かめてください。見た目で判断しても永久歯の状態はわかりません。できればパントモと呼ばれるレントゲンを撮ってみるとより詳しくこれらのことがことをわかることがあります。。
生え変わりの時期は歯列や顎の成長発育が活発なため、ご両親は正常な発育を妨げる因子に早く気付いてあげることが大切です。
確実な不正咬合の診断には、高度な知識と経験が必要と考えられております。