上下のあごの成長に問題のある子供さんの場合は,6～12歳までの早い時期から矯正治療を開始するとあごの成長を利用していくため,より良い治療結果が期待できます.
場合によっては乳歯列期の3～6歳から治療を始めたほうがよい場合もあります.
あごの成長に特に大きな問題がない場合、永久歯のスペースが充分に足りている場合は,永久歯が生えそろう12歳ごろかそれ以降に治療を開始します.
乳歯列期
3歳くらい目安
この時期にできれば一度矯正専門医に診てもらい、歯並びの程度を把握し、治療を始めるに当たり、本人が矯正器具を使えそうな性格であるか、精神的にストレスが生じさせたり、治療に対する理解が乏しく協力が得られない状況かの判断をしていかれるといいでしょう。受け口などの歯並びの方はこの時期に始める方が多いです。
乳歯から永久歯に生え変わってくる時期
6歳から１2歳くらい目安
前歯4本が永久歯に生え替る時期です。矯正歯科専門医に診ていただくこと（始めることではありません。まずは検診）をお勧めします。
具体的には、顎の発育と歯の大きさのバランスを見ていく時期なのでそれが遺伝によるものか、骨格のズレというものかを判断して、開始時期を決定します。
永久歯に生え変わっている時期
１２歳〜 すべてが永久歯であり親知らずの１つ前の歯が生えてきている状態
この時期になれば、永久歯が生え揃い大人の歯並びになります。
永久歯が生え揃うと、いわゆるワイヤーで１つ１つの歯を動かしていく治療となります。（最近はマウスピース矯正というものもありますが）
Kids矯正のメリッ...
